番外編 〜12日目 夜〜「ゲストハウスでの楽しい夜」

番外編

さぁ、2回目のゲストハウスはどんな出会いが待っているのか、、。

期待に胸を膨らませ、いざチェックイン!!

中に入って、まず感動したことは内装がとにかくお洒落!(何故写真を撮らなかったんだ、俺!)

そして、受付けのお姉さんの対応が無茶苦茶素敵で感動...!!

入って5分でこれは素敵な宿だと確信しました。

受付でチェックインを済ませて、今夜泊まる5階へ荷物を置きに行く。

適当に荷物を整理した後、あまりの札幌の寒さに耐えかねて上着を買いに行くことに。

(菊池さんにも買った方が良いと言われたし、お金はないけど仕方ない!笑)

繰り出した札幌の街は、碁盤上になっていて名古屋や京都を思わせます。

ずっと歩くと、突如現れた路面電車

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可愛いなーと思ってしばらく眺めてました。

都会の街中を走る電車の構図が絵になるなーと思い何枚か連写。

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そんなこんなでもう少し歩いた先にあったユニクロ上着を買ってゲストハウスに戻ると、ロビーがいつのまにか賑やかになっているではないですか...!

自分もさりげなく仲間入り、、かと思いきや、周りで盛り上がっているのはどうやら観光に来ていたと見られる同じ高校の団体さん。

おぉ、、ほかの人たちはこの共有スペースでわざわざスマホに没頭して、自分の世界に入り込んでいらっしゃる、、。

ここに泊まりに来るからには皆さんきっと旅人のはず。

これは何としても話かけて、色々な話を聞いたり、特別な出会いを楽しみたい、、。

さて、何て話しかけようかなーと迷っていると、受付のスタッフのお兄さんと宿泊者と思われる男の子の話し声が耳に飛び込んで来ました。

「へぇー、すごいね。そんなに長い道のりを?」

「はい、何とか乗せて頂けて〜」

耳に飛び込んで来たワードに体が勝手に反応し、素早くその二人の元へ。

「もしかして、ヒッチハイカーの方ですか??」

「はい、そうです!」

「僕もヒッチハイクでここまで来たんです!大阪から!」

そこから、彼と打ち解けるのはあっという間でした。

待ちに待ち焦がれたヒッチハイカーとの出会いが遂に実現...!

しかも、歳も一個下と僕と同年代だったから驚き!

こんなに運が良いなんて、今日は本当に素晴らしい一日だな!!

東京からヒッチハイクで日本一周を目指しているという彼、「ロンくん」。

彼は僕よりも一足早く北海道に入り、既に最北端「宗谷岬」に降り立ったとのこと。

折り返してきて、この地「札幌」で僕と巡り会いました。

聞きたい話が山ほどあったので、ソファに座って食い気味で話していると、ふいに彼の傍にやって来た外国人の男性。

お酒を片手にロンくんに話しかけます。

それに自然に笑顔で答えるロンくん。

すげぇ!英語喋れるんだ、、!

どうやら、ワーホリで海外留学経験があるという彼。

「ロン」という名前は彼自身が海外でも覚えて貰えるようにと付けたイングリッシュネームらしい。

なんか、カッコいいな...!

スウェーデンから来たという「ロベルト」こと「ロヴ」も加わり、3人でお酒を飲みながらしばらく話をしていると、

「私も混ぜてください〜!」

と突如背後から元気な女の子の声が!

もちろん!と歓迎ムードで迎え入れます。

この度、群馬からやってきて絶賛一人旅中だという「なつきちゃん」。

彼女も加わり、4人でお酒を飲みながら自己紹介も兼ねてこれまでのそれぞれの経緯なんかを話します。

ヒッチハイカーの「ロンくん」に

世界一周中で日本で先生を目指しているという「ロヴ」

一人旅中の「なつきちゃん」

それぞれの話はどれも魅力的で会話の流れは留まることを知らずに、どんどんお酒が進みます。

気づいたら、周りにはもう僕らの4人しか居ない状態で、そんな中、ゲームをしたりしてひたすら盛り上がりました。

黒髭危機一髪に

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ジェンガ

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大富豪にUNO...。

寝る時間も忘れて夜更けまで盛り上がりまくり、その夜だけで皆んなアホみたいに仲良くなりました。笑

ヒッチハイク旅歴がとにかく異次元で超絶ポジティブマシーンの「ロンくん」に、

酔潰れても食い下がって来るキャラが評価され、ひたすらに群馬いじりでイジられる「なつきちゃん」、

覚えた日本語「オネエチャン、オサケノモーヨー。」をやたら連発しまくるお茶目な「ロヴ」。

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一晩でこんな出会いに恵まれたゲストハウスのあの時間は本当に宝箱のようでした。

この楽しい時間ずっと続け!という想いとは裏腹に、襲い来る睡魔には抗えず、一通り騒ぎ終えた深夜4:00にようやく解散。(深夜というかむしろ朝...?)

さて、明日の朝、チェックアウトの時間に何人起きてこれるのか...!!

乞うご期待!