〜13日目〜 「立ち向かえ、逆境!」

13日目

朝8:30...。

朝食を摂るためにとにかく根性で起きる。笑

昨日4:00までドンチャン騒ぎをしてたから、眠すぎて絶対起きれないだろうなーと思っていたけど、意外に何とかなりました!笑

旅の中で体がタフになったのかも...笑

それから、ロビーのある階に降りてスタッフさんが用意してくれた朝食を摂り、10:00にはチェックアウト。

外は雨が降っているので、そのまましばらくロビーで休憩することに。

その時間を使って遅れたブログを書いていると、昨晩の戦友達が続々とロビーに集まって来ました...笑

皆んなおはよう!

ロベルトは相変わらずテンション高いし、なつきちゃんは思っていたよりも元気そうだし、ロンくんは絶対起きれないと言ってたけど、普通に自力でチェックアウト。

やるやん、みんな...!笑

そのあとは、昨日の続きと言わんばかりに色んな話に花が咲きます。

あれやこれやと話す中でも、とにかくロンくんの話がぶっ飛んでて、改めてヒッチハイカーって頭がおかしいんだなと思い知る羽目に。笑

自分から逆境の方に進んで飛び込んでいったり、そのスリルを心から楽しめたりっていうのはもはや才能だよなー。と感じるも、自分の中にも徐々にその片鱗が見え始めてることに改めて気づかされます。笑

雨が今後一週間続く中で、道内を横断しようだなんてちょっと無謀過ぎるもんな、、。笑

しかし、それを差し引いても彼の考え方は本当に普通の人間とはかけ離れ過ぎてて、頭おかしいんじゃないかって腹抱えて皆んなで笑いあってました。

やっぱり、こういう瞬間が一番楽しいんですよねー!笑

あー、大阪に帰ったら皆んなに会いたいなー。

そのまま3時間ぐらい話し込み、なつきちゃんの帰りの飛行機の時間が迫ってるということで、各々の予定に従いここでお別れすることに。

なつきちゃんと僕は新千歳空港に向かい、ロヴとロンくんは夜までここで過ごすそう。

お別れに際して、改めて記念の写真を一枚。

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それぞれの出身地に行く時は必ず連絡すると約束して解散!

なんかまぁ、多分また会える気がするよ。笑

「THE STAY SAPPORO」さん、お世話になりました!最高!

それから僕はなつきちゃんを見送るべく、彼女に同行して新千歳空港に向かうことに。

雨の中を歩いて駅まで向かい、駅から電車を乗り継ぐこと約1時間。

新千歳空港駅」到着〜。

道中では、なつきちゃんのこれまでの一人旅の経緯や、僕の旅のあれこれなんかを話してました。

その中でもやっぱりちょくちょく出てくるロンくんの話題...笑

彼のスーパーウルトラポジティブシンキングは僕たち2人にどうやら多大なる影響を与えたようです。

ロン教...おそるべし!

飛行機の時間ギリギリになって途中焦りながらも、何とか間に合い、無事なつきちゃんを見届けることが出来ました!

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なつきちゃんバイバイ〜。

帰るまでが遠足だかんな。ちゃんと気をつけるんだぞ!

群馬行ったときは宜しくね〜。

さて、無事群馬の妹を見送ったところで、道東の「帯広」を目指すべくヒッチハイクを開始します。

さぁ、新しくボードも書いたことだし、これを胸に持ってこれから空港内を練り歩きます。

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ロンイズムにどっぷり一晩浸かった今の僕にはもう怖いものなんてありません。

ええ、無敵です..!

こんなボードを掲げて空港内を練り歩く人間は他に一人もいないため、史上最高に注目を集めますが、今の僕は自分でも驚く程に平常心を保っていられます。

ロンくんには月額払ってもいいなー。うん。

おぉ、すれ違う人みんなこっち見てくれる!

この中にいる数少ない帯広方面を目指す方も見てくれる可能性高いでしょ...これは!

おいおい、天才かよ...!

空港内を徘徊すること10分。

調子乗り過ぎました。笑

まさかの警備員さんによりストップがかけられ、断念。

空港内でのヒッチハイクって逆に誰に許可取ればいいんですか...!泣

天才的だと思われた空港内ヒッチハイク計画は無残にも砕け散ったため、次の手段をとることに。

雨が降ってるけど、駐車場でのヒッチハイクが一番良いんじゃないかということで、駐車場のゲートの付近で傘とカッパを装備してヒッチハイクを開始。

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暗くなってきたし、なるべく急ぎたいところ...。

そんな焦りに呼応するように、さすが、空港ということだけあって車がひっきりなしにやって来る。

その車全てにアピールするようにボードを掲げて会釈して微笑みかける。

んー、なかなか上手くいかない!

というか、「帯広」ナンバーが全然いない!

通る車の8割が「札幌」ナンバーで残りの2割が「室蘭」と他県からのナンバー。

結局、雨の中立ち尽くした約1時間の間に、「帯広」ナンバーの車は一台も通りませんでした、、。

最初は空港の外で野宿する勢いで夜遅くギリギリまで粘ろうと思っていたけど、これは流石に何かがおかしいと思い、一度思い切って「札幌」まで戻ることに。

ドライバーさんの反応から「札幌」方面までは帰れると確信していました。

ボードの行き先を「札幌」に変えること10分。

一度通り過ぎた車のお姉さんが声をかけて下さり、「札幌」まで送ってくださることに。

「雨の中で可哀想だったから」と乗せて下さったお姉さん。

実は、ヒッチハイカーを乗せたがるという旦那さんと違って、お姉さんは今までヒッチハイカーを乗せたことがないのだそう。

にもかかわらず、気づいたら体が反応して乗せて下さったみたいです、、。

本当にありがとうございます!!

札幌まで向かう車内で自分の状況を説明すると、新千歳空港に「帯広方面」の車が居なかったことの理由が判明。

帯広方面には別の空港があり、道東の人はほとんどそっちの空港を使うのだそう。

いやー、そりゃ居ない訳だわ〜笑

単なるリサーチ不足でした。笑

でも、1つ勉強になったと直ぐにポジティブ変換!

これもロン塾の成果です。笑

乗せて頂いたお姉さんがこれまたとにかく親切な方で、僕が「酪農体験」をしたくて、最終的には「知床」を目指しているのだと伝えると、一緒に最善のルートを考えて下さりました。

空港の件然り、道外の人間には分かり得ない土地柄の情報、例えば「地元民は〜方面に向かう時は○○号線を通って○○区を経由して〜」みたいな情報を沢山下さり、八方塞がりに思えた「知床」への道が途端に明るく照らされたように感じられます!

あぁ、お姉さん、本当にありがとうございます!!

お陰で何とかなりそうです!

その他にも、寝るとこはどうしてるの??とか親御さんは心配してない??だとか、食べ物はどうしてるの??お金はあるの??などとにかく沢山心配して下さり、車の中にあった唯一の食べ物である「箱のチョコレート」を丸々頂きました。

ありがとうございます、美味しく頂きます。

これで頭フル回転で明日は乗り切れそうです。笑

結局、お姉さんには自分の目的地から遠回りして、僕が今日泊まるネットカフェまで送り届けて頂きました。

北海道の人って本当に心が広い、、。

皆さん、本当にありがとうございます!!

明日はお姉さんから頂いたアドバイスを元にヒッチハイクしていこうと思います。

おやすみなさい〜。