〜7日目〜「るーぷる仙台」
7日目
朝、ホテルのベッドから目覚める。
さて、気になる今日の天気は、、、
おぉ!晴れてる...!やった...!
早速ホテルのバイキングで朝食を済ませて、チェックアウトの支度を始める。
(焼きたてのパンがサクサクで美味しかったです。)
こんな良い環境で過ごせて、しかも無料なんて、、。ありがとう、なつきくん。
無事問題なくチェックアウトを済ませて、仙台駅前に出る。
その時点で、美月ちゃんとの待ち合わせまでにはまだ少し時間があったので、僕は先に駅に行ってとあるブツを手に入れることに...
「仙台まるごとパス」¥2670
このパス一枚あれば、なんと「仙台を中心としたJR、地下鉄、市バスや「るーぷる仙台(後述)」が2日間乗り放題」になるのです。
しかも、このパス一枚につき、観光パンフレットが一冊付いてきて、実はこれに各観光施設で使えるお得なクーポン券がたくさん付いてくるというから驚き...
これがまたとにかく強い...!
徒歩で移動するには距離があり過ぎる仙台観光において、このフリーパスはかなり魅力的なアイテムなのだ!
この切符を無事手に入れ、
美月ちゃんとも無事合流し、晴れて仙台観光をスタート!
今日は美月ちゃんと二人で移動ということで、主に「るーぷる仙台」を使って観光することに。
「るーぷる仙台」とは、仙台市駅を中心に主要なオススメ観光地を巡回してくれる観光バスのことで、ご覧の通り、見た目のデザインも凄く可愛らしい。
これからこの「るーぷる仙台」を足として「仙台駅前」から出発し、順番にいくつか観光地を回って最後に「仙台駅前」まで戻ってくるという計画を立案。
ということで、まずは「仙台駅」から「瑞鳳殿」に向かいます。
あっという間に、「瑞鳳殿」に到着。
ここから、結構な急斜面を登ると、目の前に大きな階段と左に続く分かれ道が。
どうやら、参拝する順序があるようで、標識に従い、左に続く道に進みます。
脇を囲む高い木々の枝の天井の下を歩くので、日が直接当たらずとにかく涼しい。
まるで、森の中を歩いているみたいに空気が澄んでいて、2人で来てよかったね〜なんて言いながら先に進みます。
券売所で入場券を購入。
ここで、先に紹介したクーポン券が役に立ちます。
本来であれば、大人 550円のところが大人450円に!
こういう割引が各所で適用されるのは結構デカイ。
どんどん先に進みます。
見えました「瑞鳳殿」!
一見して目を惹く鮮やかな配色の豪華な建物。
この「瑞鳳殿」は仙台藩の初代藩主である「伊達政宗」のお墓で、ホトトギスをこよなく愛したとされる伊達政宗が「ホトトギスの初鳴きが聴けるように」と遺言として家臣に命じてこの地に建てさせたという。
ちなみに、元々あった「瑞鳳殿」は空襲で焼け落ち、今こうして建てられているものは新しく再建されたものだそう。
近くにあった資料館にて、2人で色々と勉強しました。笑
ちょっと進んだところにある「感仙殿」と「喜應殿」はそれぞれ二代目藩主 忠宗と三代目藩主 綱宗のお墓とのこと。
鮮やかで美しいですね、、。
こうして「瑞鳳殿」を堪能した僕達は
次の目的地「仙台城跡」に向かいます。
バスが長い坂道を登っていき、その途中の平地に突如表れた大きな鳥居。
「仙台城跡」到着です!
その鳥居をくぐって少し歩くと、見晴らしの良い高台が、、!!
かつては正にこの場所に「仙台城」が建てられていたそうなのですが、空襲により全焼して以降、今はこうして「跡地」として拓けた空間だけが残っています。
それにしても、眺めが素晴らしいなぁと辺りを見回していると、、
お!...
おぉ!!
もしや、あれは!!
遂にお目にかかれました「伊達政宗像」
逆光が後光のように差していて、威厳のある様にぴったりでこれには流石の一言。
美月ちゃんの計らいで記念に一枚撮っていただきました。
地域を盛り上げる「伊達武将隊」にもお会いしたかったですが、残念ながらこの日はお目にかかれず、、。
しかし、そんなことすぐに吹っ飛んでしまうくらい何だ、何だこの素晴らしい景色は!!
高台から見下ろす仙台市の景色が絶景です。
台風の影響も見事に過ぎ去り、ロケーションは最高。
お分り頂けるかな、、。
ほら、遠くの方に「太平洋」が見えます。
仙台に吹く風は大阪とは違って空気がとても澄んでいて、日を遮るものが無くてもどこか涼しい。
こういう風を感じれる場所に住みたいなと強く思いました。
さて、名残惜しくもこの場を離れて奥に進むと、お土産所を発見!
中に入って色々見て回ります。
仙台民なら知っている「むすび丸」
うん、確かにかわいい。
他にはずんだのお菓子や伊達政宗グッズなんかが多い中、ふと、とある物が目に入る。
「牛たんサイダー」、、。
美月ちゃんも飲んだことないと言うので、気になり購入することに。
どうせただのサイダーだろうと思って飲んでみると、、、
えぇ!...マジで牛たんの味がする、、!
これは飲んだ人にしか理解出来ないと思うのですが、本当に牛たんの風味がするのです。
しかも、なかなかの予想を上回る完成度で!笑
飲んだ瞬間に、炭火で焼いたような風味が鼻孔を抜けていき、1秒後ぐらいに甘酸っぱい牛たん特有の酸味のようなものがやって来ます。
原材料に牛たんエキスとかは一切入ってなかったのでこれが不思議、、。
まぁ、結構褒めてるような感じですけど、結局「美味しかったのか」どうかと聞かれれば「絶妙に不味かった」と答えます。
だって、そりゃそうでしょう!
飲み物が「牛たん」の味で、しかも炭酸で甘いとなれば、飲んでいて何だかあべこべな不思議な感覚に陥ります。
ただ、面白半分で買ってみるものとしては、「大正解」でした!
皆さんも、ぜひご賞味あれ。
「牛たんサイダー」
さて、休憩も終えて次に向かうは「大崎八幡宮」
時間的にも本日最後の観光地です。
巡回してきた「るーぷる仙台」バスに乗り込み出発!
はい、到着!...はやっ笑
街中に普通に大きな鳥居が建っているのが面白い。
中に入るとちょっと長めの階段が。
何とこの階段、全部でちょうど100段あるそう!
本当かな〜、どれどれ試しにいっちょ数えてみっか〜!!
「1、2、3、4、、、〜」
って感じで2人で声に出して数えながら登っていく。
「94、95、96、97!...あれ?」
全部で97段しかなくない、、?
おかしい、数え間違えかなーなんて話ながら進んでいくと本殿に到着!
何とそこには放し飼い状態のニワトリが...!
逃げたら食べられるぞ〜、ちゃんとここに居るんだぞ〜!!
楽天イーグルスの絵馬を発見。
本殿でお参りして、元来た道をトンボ帰り。
さぁ、さっきの階段のリベンジだ。
今度は一番上の段を1として数えてみることに。
「2、3、4、5、、、、〜」
「94、95、96、97、98!...あれ!?」
「「やっぱり100段ありませn(自主規制)」」
鳥居前のバス停に戻り、ここから「仙台駅前」に戻ります。
仙台駅前に到着したあとは、そこから美月ちゃんの案内で「牛たん」を食べに行くことに!
楽しみだな〜、牛たん。
目ぼしいところは土曜日で結構混んでいたため、急遽穴場っぽいところを探すことに。
すると、見つけました!
見た感じお客さんがあまり居なそう...。
しかし、食べログでもそこそこ有名みたいなのでそのお店で頂くことに...!
初お目にかかります、仙台の牛たん。
美味しそう!
ちなみに、牛たんに付いてくるご飯は絶対に「麦ご飯」なのだそう。
テールスープまで付いてきました。
では、早速頂きます!
美味い!!
今まで食べた中で圧倒的に食べ応えがある牛たんにお腹も満たされ大満足。
ご馳走さまでした!
1日目の「仙台観光」終了です。
ここまで付き合ってくれた美月ちゃんにお礼を述べて惜しみつつお別れ。
彼女のお陰で本当に素晴らしい二日間を過ごすことが出来ました。
やはり、現地の人のエスコートがあると観光は何倍にも輝くものですね!
ありがとうね、美月ちゃん!!さて、これから今夜宿泊する予定の「ゲストハウス」に向かいます。
場所は仙台駅から歩いて行ける距離。
東の方に15分程歩いたところに
ありました。
ちょっと見つけにくかったですが。笑
さぁて、、初のゲストハウスはどんな感じかな〜。